めまいが治らない人に共通する、噛む力の弱さは?

 めまいが治らない人に共通する「噛む力の弱さ」とは?


「検査では異常なしと言われたのに、めまいだけが続いてつらい」

そんな方に、あまり知られていない視点として注目してほしいのが、「噛む力(咀嚼力)」と自律神経の関係です。


私たちは、食事のたびに上下の歯を合わせて噛むことで、あごの筋肉や首まわりの筋肉を使っています。

この「噛む」という動きは、単に食べ物を砕くだけでなく、頭の位置を支え、姿勢を安定させる役割も担っています。

噛む力が弱くなると、首や肩の筋肉のバランスが崩れ、頭の位置が不安定になり、結果としてふらつき感やめまい感につながることがあります。


また、噛むことは自律神経を刺激する行為でもあります。

しっかり噛むことで、脳への血流が増え、交感神経と副交感神経のバランスが整いやすくなると考えられています。

一方、柔らかいものばかり食べていたり、早食いでほとんど噛まずに飲み込んでいたりすると、

自律神経が乱れやすく、**「なんとなくフワフワする」「疲れるとめまいが出る」**といった不調が続きやすくなります。


さらに、噛む力が弱い人の中には、


• 片側だけで噛むクセがある

• 歯ぎしり・食いしばりであごが疲れている

• 合わない入れ歯や噛み合わせのズレを放置している

といった共通点が見られることもあります。

これらは、首の筋肉の緊張や姿勢のゆがみを招き、結果としてめまい・頭痛・肩こりを悪化させる要因になり得ます。



「めまい=耳や脳の病気」と考えがちですが、

“噛む力”や“あご・歯の状態”という、からだの土台部分が影響しているケースも少なくありません。

もちろん、めまいが続く場合はまず医療機関での受診が大前提ですが、

検査で大きな異常がないと言われた方は、日々の食事でどれくらい噛んでいるか、片側噛みのクセがないかを振り返ってみる価値があります



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