365日の予防医療|免疫の要、口腔フローラを整える「夏の終わり」の正しいセルフケア戦略
夏の終わりになると、「なんとなく疲れが抜けない」「口の中がネバつく」「口臭が気になる」と感じることはありませんか。
暑い時期は汗をかきやすく、冷たい飲み物を多くとったり、食生活が乱れたりすることで、口の中の環境も変化しやすくなります。
そこで意識したいのが、口腔フローラです。
口の中には、数百種類ともいわれる細菌が存在し、さまざまな微生物がバランスを保ちながら共存しています。この状態を「口腔内フローラ」と呼びます。
大切なのは、細菌をすべてなくすことではありません。
歯磨きが不十分だったり、砂糖を含む食品や飲料を頻繁にとったりすると、むし歯や歯周病に関係する細菌が増えやすくなります。
夏の終わりこそ、基本に戻りましょう。
まず、毎日の歯磨きを丁寧に行うこと。特に就寝前は、歯と歯の間や歯ぐきとの境目まで意識します。歯ブラシだけでは届きにくい部分には、デンタルフロスや歯間ブラシを取り入れるのも有効です。
そして、こまめな水分補給も忘れてはいけません。口の中が乾燥すると、唾液による自浄作用が低下しやすくなります。
さらに、睡眠、食事、運動など生活習慣を整えることも、健康を維持する基本です。
「免疫のために特別なことをする」のではなく、口の環境を整え、毎日の生活を丁寧にする。
それが365日の予防医療につながります。
夏の疲れを秋に持ち越さないためにも、今日から口の中の環境を見直してみませんか。
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