歯を磨いているのに、なぜ口の中がスッキリしない?
「毎日ちゃんと歯を磨いているのに、なんとなく口の中がスッキリしない」
そんな経験はありませんか?
歯磨きをしている以上、「自分はきちんとケアできている」と思うのは自然なことです。
でも、歯科医師として長く患者さんのお口を見てきて感じるのは、「磨いていること」と「きれいにできていること」は、必ずしも同じではないということです。
磨いているのに汚れが残る場所がある
歯ブラシを毎日使っていても、歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、奥歯の奥などには、汚れが残りやすくなります。
特に歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が十分に届きにくい場所です。
そのため、
「朝晩しっかり歯磨きをしている」
という人でも、磨き残しがあることは珍しくありません。
大切なのは、歯磨きの回数だけではありません。
どこに汚れが残りやすいのかを知り、その場所までケアできているか。
ここが大きなポイントです。
「スッキリした」は、ひとつの目安にすぎない
歯磨き粉の爽快感や、口の中がさっぱりした感覚があると、「きれいになった」と感じます。
しかし、爽快感とプラーク(歯垢)が十分に除去できていることは別の話です。
口の中は、自分では見えにくい場所がたくさんあります。
だからこそ、
「気持ちよく磨けたか」ではなく、「汚れが残りやすい場所まで磨けたか」
という視点が重要になります。
今日からできることは3つ
難しいことを始める必要はありません。
まずは次の3つを意識してみてください。
1.歯と歯ぐきの境目を見る
歯ブラシを当てるとき、歯の表面だけでなく歯ぐきとの境目にも意識を向けます。
2.歯と歯の間を意識する
歯ブラシだけでは届きにくい場所があります。
必要に応じて、デンタルフロスや歯間ブラシなどを取り入れます。
3.定期的に歯科医院で確認する
自分では「きれいに磨けている」と思っていても、磨きにくい場所には汚れが残っていることがあります。
歯科医院では、自分では気づきにくい磨き残しや歯ぐきの状態を確認してもらえます。
「ちゃんと磨いているのに」と悩む必要はありません
歯磨きができていないから問題なのではありません。
むしろ、毎日磨いているからこそ、次の一歩として「どこが磨きにくいのか」を知ることが大切なのです。
歯の健康は、特別なことを一度するだけでは守れません。
毎日の小さな習慣を少しずつ見直すこと。
それが、将来の自分の歯を守ることにつながります。
「磨いている」から、もう一歩。
「きれいにできているかな?」
今日の歯磨きから、そんな視点を持ってみてください。
――歯華家365は、歯科医師の経験をもとに、毎日の生活から始められる予防と口の健康をお伝えしています。
「12,460本の植毛と0.08mmの毛先が特徴のクラプロックス CS12460 ベルベット。歯科医師の視点から、歯ブラシ選びのポイントと特徴をわかりやすく紹介します。」
コメント
コメントを投稿