歯磨きしているのに、口がネバネバするのはなぜ?
朝起きたときや、仕事の途中でふと「口の中がネバネバする」と感じることはありませんか。
ちゃんと歯を磨いているのに、どうしてだろう。
歯科医師として長く診療していると、こうした相談は珍しくありません。
口のネバネバには、いくつかの理由があります。
その一つが、歯の表面や歯と歯の間に残ったプラークです。
プラークは、単なる「食べかす」ではありません。細菌が集まってできるものです。時間がたつと、歯ブラシだけでは落としにくい状態になっていきます。
もう一つ見逃せないのが、唾液です。
唾液には口の中を洗い流したり、細菌の増え方を抑えたりする働きがあります。ところが、寝ている間や緊張しているときなどは唾液の量が減り、口の中が乾きやすくなります。
すると、口の中の汚れや細菌の影響を感じやすくなります。
だから、「ネバネバする=歯磨きが足りない」と決めつける必要はありません。
大切なのは、どこに汚れが残っているのか、歯ブラシだけで十分なのかを一度考えてみることです。
特に歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が届きにくい場所です。ここをどうケアするかで、口の中の感じ方が変わることがあります。
口のネバネバは、小さな違和感かもしれません。
でも、毎日の口の中の変化には、見過ごしたくないヒントが隠れていることがあります。
歯磨きしているのに口の中がスッキリしない。
そんな方は、「もっと強く磨く」前に、磨き方と磨く場所を一度見直してみてください。
歯科医師40年の経験から、歯磨きだけでは見えにくい口の中の汚れについて、もう少し詳しく歯華家365でお話ししています。
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