人と話すとき、口臭が気になる。実は緊張も関係する?

 



人と話しているとき、ふと「自分の口、臭っていないだろうか」と気になったことはありませんか。

職場での会話や初対面の人とのやり取り。相手のちょっとした仕草が気になり、話に集中できなくなる。そんな経験をしている人もいるかもしれません。

実は、緊張すると口の中の状態が変わり、口臭が気になりやすくなることがあります。

緊張すると口が乾くのはなぜ?

人は緊張すると、自律神経の働きによって唾液の分泌が減り、口の中が乾きやすくなります。

唾液には、口の中の汚れを洗い流し、細菌の増殖を抑える働きがあります。そのため、唾液が減って口が乾くと、口臭につながることがあります。

ただし、緊張したからといって、必ず口臭が強くなるわけではありません。

気になったときにできること

まずは水を少し飲み、口の中を潤してみましょう。日頃から丁寧に歯を磨き、歯と歯の間や舌の汚れにも気を配ることが大切です。

舌を掃除するときは、強くこすらず、やさしく行ってください。

それでも口臭が続く場合は、歯周病や舌の汚れなど、別の原因が隠れている可能性もあります。歯科医院で相談し、原因を確かめてみましょう。

相手の反応だけで判断しない

口臭が気になり始めると、相手が顔をそむけただけでも「自分の口が原因かもしれない」と考えてしまうことがあります。

しかし、相手の仕草だけで口臭の有無を判断することはできません。

歯科医師として長年診療に携わってきましたが、口の健康は、食べることだけでなく、人と話し、毎日を心地よく過ごすことにもつながっています。

口臭への不安を一人で抱え込まず、口の状態を確認しながら、安心して人と話せる毎日を大切にしていきましょう。


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